ヴィンセントが部屋を出てきてセフィロスの隣に座った。
俺はぐっすり眠っている。
髪を愛おしそうに撫でてくれるヴィンセント。
顔をよく見ようと彼が顔を近付けてきた時、俺は彼の顔を手で包んだ。
「起きてたんだ。」
びっくりして俺を見つめるヴィンセント。見られてないと思っていたのか?
「おあずけなんてずるいよ。」
「何が。」
反射的に帰ってきた言葉で俺は何かしなければと思った。
「ここ」
俺は無防備なヴィンセントの股間を撫で上げた。
「あっ」
予想していない刺激に小さく声を上げるヴィンセント。
その声に刺激されて俺は彼の股間に手を当ててさらになであげようとした。
「セフィ、子供なのにダメだよ」
ヴィンセントが俺の手を掴んでさとした。
それを聞いて俺はヴィンセントを絶対自分の物にしようと思った。
ーもう子供じゃない・・・
俺はヴィンセントの両腕をがっちりと掴んで押し倒した。
ヴィンセントの瞳が俺を見つめる。
「セフィ、離して」
ヴィンセントの声が冷静に響く。
「やだ。」
「なぜ?」
慌てない彼がちょっと憎たらしい。
「好きだから。乱れる姿が見てみたい。」
俺は無理矢理ヴィンセントの股間をこじ開け、もみしだき始めた。
「っあ、やめっ、セフィっ、はあっつ」
ちょっといじっただけなのに敏感なヴィンセントは息があがってくる。
形を整えてきたそれを手に感じて俺はヴィンセントのボトムのジッパーをおろした。
「っくっ、やめっ、あん、あはっん、くふっ」
その刺激であらぬところを感じたらしく、色っぽい声を上げるヴィンセント。
俺はジッパーの間から除くヴィンセント自身をくわえようとそれを引っぱりだした。
「だめっ、セフィ!」
ヴィンセントは俺の顔を掴んで腰を引いた。
「ヴィンセント!」
セフィロスはヴィンセントの顔をジッと見つめた。
「お願いだから俺をホントに好きになって。」
「セフィ、何を言っているんだ。私はいつでもお前を大事に思っている。」
ーそうじゃなくて。
「だから、」
俺はヴィンセントの両足を持ち上げ思いっきり開かせた。
「!!」
ヴィンセントがうろたえる。
開いた内ももを愛おしい感じに撫で上げる。
「!くっつ、はあっ、あん」
アナルの辺りも服の上から刺激した。
「なっ、うん、あっ、やっ」
かわいらしい声が聞こえてくる。さらに俺はヴィンセントを味わいたくなった。
足を思いっきり開かせたまま、ヴィンセントの上着をはだけさせ胸の乳首を眺めた。
指をその突起に絡ませる。
「っ、はあっ、」
ヴィンセントは眉をしかめて目をつぶった。
セフィロスはその様子をを見て息を乳首に吹き掛ける。
「あっつああっつああん、あはぁん、」
ちょっと息をかけただけでヴィンセントは声を上げはじめた。
セフィロスはにやりと笑うと、舌を触れるか触れないかぐらいに乳首に近付け、さらに息を吹き掛けた。
「やあっつ!!」
ヴィンセントの腰がびくん!と動きセフィロスの腹に彼の物が少し大きくなるのを感じた。
彼の腰は次の刺激を待ちわびるようにひくひく小さく動き、目をぎゅっとつぶっている。
セフィロスは突然ヴィンセントをじらしたくなり、耳もとに唇を持って行った。
「次は何をして欲しい?」
セフィロスの声にうっすら目をあけるヴィンセント。
「あっ・・・」
ちょっとぼおっとして腰をもぞもぞと動かす。
「正直に、一番感じるところを言って。」
セフィロスはさらに言葉を続けた。同時に広げさせていた足の内ももをヴィンセントが声を上げるように撫ではじめる。
「あっ、はあっ、やっ、お願いっ」
「なんでも聞く。」
まだ、眉をしかめているヴィンセントの首筋をなめ上げる。
「ああん!!」
なめたとたんに喘ぎ声が大きくなった。
「なめて欲しい?」
セフィロスは首筋をぴちゃぴちゃなめ上げながら言った。
「ああっつあああん、はあっつ、だめっつ、もう、だめっああっあっ」
余りの感度の良さに思わず彼の股間をすり上げたくなった。
でも、がまんがまん・・・
「どこをなめて欲しい?」
首筋から鎖骨の方へ舌をはわせながら優しくきく。
「はあん、もうだめっ、やめてっ、」
「やめない。」
ヴィンセントの乳首を舌先で転がした。
「いやあっ!ああっん!」
腰がびくびくあがり、セフィロスの頭を引き剥がそうとヴィンセントの手が伸びた。
セフィロスは彼の手を掴み、シーツへ押し付けた。
さらに舌はヴィンセントの乳首を転がし続けた。
「はあん、はあん、やめてっやめっ、だめっつ、ああああん!」
首を仰け反らせて感じている。
セフィロスはひくひく動く腰を掴んでヴィンセントを俯せにさせた。
そして後ろから耳もとに唇を寄せる。
手はわきから腰を撫で上げる。
「どこをなめて欲しい?」
ヴィンセントの目は潤んでいた。息もあがっている。
「全部言う通りにするから、言って。」
腰を高くあげさせた。割れ目の辺りを指で丹念に触りはじめる。
「あっ、はっ、あのっ」
「なに?」
さらに割れ目の奥の方を撫でる。
「やん・・・」
「言って。」
ペニスとアナルのあいだの感触を楽しむ。
「はあっ・・・って」
「うん?」
「なめて、全身・・・好きなだけ・・・」
この一言でこれが夢だと気付いてしまったが、せっかくだから夢の中でヴィンセントを思いっきり好きにした。